箱根駅伝2019展望

箱根駅伝2019展望

青山学院大学のエース森田選手が2区のエントリーから外れました。
11月末からの故障で、12月のポイント練習が出来ていないようです。
選手層の厚さから考えると、無理して走らない可能性が高いです。

昨年のレースでは、一色選手が抜けた穴が大きいと言われた青山学院でしたが、
2区を走った森田選手が区間賞。
東洋大学に大きな差をつけられませんでした。
その森田選手が抜けて、梶谷選手が走ることになりますが、
タイム差がどのくらいになるのか。
全日本のアンカー区間を走った梶谷選手は区間3位。
区間1位は東洋・相澤選手 58:23
区間2位 駒澤・山下選手 58:43
区間3位 青山・梶谷選手 58:44
区間4位 東海・湯澤選手 59:06
19.7キロです。 東洋・相澤選手が当日変更で入れば、全日本と同じメンバーでの戦いです。
青山学院の2区でのアドバンテージは無くなりました。

帝京大学・順天堂大学、城西大学、拓殖大学、法政大学も
往路上位に来る可能性も高くなりました。
混戦の状態が3区まで続く可能性があります。
青山学院大学は、2位・3位を走っていれば、慌てることは無いと思いますが、
4~8位辺りを3区まで走っていると、慌てる可能性はあります。

ゲームチェンジャー的な絶対エースがいないのが今年の青山学院。
最も安定した選手が2区を走れないのは、戦術的にかなり痛いです。
直前の怪我では無いので、走る選手の心構えは出来ていると思います。
それでも復路終盤は、補欠選手を含めての戦いになりますが、
経験のある選手がいない厳しさもあります。

青山 東洋 東海 駒澤
1 橋詰 大慧 1 西山 和弥 1 鬼塚 翔太 1 原嶋 渓
2 梶谷 瑠哉 2 土壁 和希 2 湯澤 舜 2 山下 一貴
3 湯原 慶吾 3 吉川 洋次 3 西川 雄一朗 3 中村 大聖
4 岩見 秀哉 4 野口 英希 4 本間 敬大 4 加藤 淳
5 竹石 尚人 5 田中 龍誠 5 西田 壮志 5 大坪 桂一郎
6 小野田 勇次 6 今西 駿介 6 中島 怜利 6 中村 大成
7 林 奎介 7 小笹 椋 7 阪口 竜平 7 小島 海斗
8 山田 滉介 8 田上 建 8 松尾 淳之介 8 小原 拓未
9 吉田 圭太 9 中村 拳梧 9 鈴木 雄太 9 堀合 大輔
10 吉田 祐也 10 浅井 崚雅 10 郡司 陽大 10 下 史典
森田 歩希 鈴木 宗孝 小松 陽平 片西 景
飯田 貴之 相澤 晃 館澤 亨次 伊東 颯汰
神林 勇太 大森 龍之介 湊谷 春紀 伊勢 翔吾
鈴木 塁人 山本 修二 關 颯人 白頭 徹也
生方 敦也 大澤 駿 河野 遥伎 神戸 駿介
橋間 貴弥 小室 翼 東 優汰 花崎 悠紀
往路、当日変更がありそうな区間は、黄色表示しました。
青山学院は、梶谷選手が2区です。
このエントリーには、驚きました。
森田選手は、11月末に故障。
12月の練習が出来ていないので、
無理に使ってこないでしよう。
8~10区は、変わる可能性が高いと感じています。
が、鈴木選手くらいしか、変わる選手はいません。

5区・6区・7区の安定感はありますが、
抜け出し切れない可能性も高くなりました。

東洋大学は、1区に西山選手を置いて、
昨年同様、先手を取りたい布陣です。
青山が梶谷選手なら、相澤選手が2区に入るのでは。
青山が、3区湯原選手の代わりに、鈴木選手が入ってても、
吉川選手なら競り合えると思います。
できれば、山本選手を復路に残したいですね。

東海は、森田選手の故障を知っていたのか、2区は手堅い湯澤選手。
練習が出来ている4年生ですから、青山・梶谷選手との差なら1分半くらいで
行ける可能性があります。
5区6区7区、西田・中島・阪口は、
青山と勝負出来る布陣です。
その分、4区がどうなるか?
本間選手がそのまま走るのか?
補欠に回っている選手が走るのか??
關選手の体調が良くないという情報もあります。

駒沢大学は、1区がメンバー交代の可能性が高いです。

3強に真っ向勝負なら、7区に片西選手を入れたいところです。
5区は、大坪選手がそのまま走るのか?伊東選手と変わるのか

青山学院の2区森田選手が外れたことで、
往路の流れは大きく変わりそうです。
梶谷選手が2区に入ったことで、3区・4区が
昨年以上に厳しくなります。
3区の田村選手が抜けていますから、鈴木選手が走れば、
復路が弱く感じてしまいます。





青山・東洋・東海・駒澤
ハーフマラソンタイム順位
駒澤大学 1位 片西 景 4年 01:01:50
東海大学 2位 鬼塚 翔太3年 01:02:03
東洋大学 3位 相澤 晃 3年 01:02:05
東海大学 4位 松尾 淳之介3年  01:02:17
東海大学 5位 中島 怜利3年 01:02:28
東海大学 6位 阪口 竜平3年 01:02:32
駒澤大学 7位 下 史典 4年 01:02:36
駒澤大学 8位 伊勢 翔吾4年 01:02:38
駒澤大学 9位 小島 海斗2年 01:02:41
東海大学 10位 西川 雄一朗3年 01:02:42
駒澤大学 11位 中村 大聖3年 01:02:44
青山学院大学12位 橋詰 大慧4年 01:02:46
駒澤大学 13位 山下 一貴3年 01:02:46
青山学院大学14位 森田 歩希4年 01:02:46
東海大学 15位 湊谷 春紀4年 01:02:52
駒澤大学 16位 小原 拓未2年 01:02:54
青山学院大学17位 鈴木 塁人3年 01:02:55
東洋大学 18位 山本 修二4年 01:02:56
東洋大学 19位 鈴木 宗孝1年 01:02:56
東海大学 20位 小松 陽平3年 01:03:07
東海大学 21位 湯澤 舜 4年 01:03:07
東海大学 22位 關 颯人 3年 01:03:12
駒澤大学 23位 加藤 淳 2年 01:03:12
駒澤大学 24位 伊東 颯汰2年 01:03:13
青山学院大学25位 岩見 秀哉2年 01:03:13
東海大学 26位 館澤 亨次3年 01:03:14
駒澤大学 27位 中村 大成3年 01:03:15
駒澤大学 28位 堀合 大輔4年 01:03:17
東洋大学 29位 中村 拳梧4年 01:03:17
青山学院大学30位 梶谷 瑠哉4年 01:03:19
東海大学 31位 東 優汰 4年 01:03:19
駒澤大学 32位 神戸 駿介2年 01:03:22
東海大学 33位 郡司 陽大3年 01:03:23
青山学院大学34位 林 奎介 4年 01:03:28
駒澤大学 35位 白頭 徹也4年 01:03:30
東海大学 36位 鈴木 雄太2年 01:03:31
東海大学 37位 西田 壮志2年 01:03:36
東洋大学 38位 浅井 崚雅2年 01:03:37
青山学院大学39位 飯田 貴之1年 01:03:39
青山学院大学40位 小野田 勇次4年 01:03:42
東洋大学 41位 今西 駿介3年 01:03:42
青山学院大学42位 山田 滉介4年 01:03:45
東洋大学 43位 吉川 洋次2年 01:03:48
東海大学 44位 本間 敬大1年 01:03:52
青山学院大学45位 吉田 祐也3年 01:03:55
青山学院大学46位 神林 勇太2年 01:03:56
青山学院大学47位 橋間 貴弥4年 01:03:59
青山学院大学48位 竹石 尚人3年 01:04:10
東洋大学 49位 小笹 椋 4年 01:04:14
東洋大学 50位 野口 英希2年 01:04:19
駒澤大学 51位 原嶋 渓 3年 01:04:27
青山学院大学52位 吉田 圭太2年 01:04:31
東洋大学 53位 土壁 和希3年 01:04:42
青山学院大学54位 湯原 慶吾1年 01:04:44
東海大学 55位 河野 遥伎3年 01:04:48
駒澤大学 56位 花崎 悠紀1年 01:04:48
東洋大学 57位 田上 建 2年 01:05:05
東洋大学 58位 小室 翼 3年 01:05:05
駒澤大学 59位 大坪 桂一郎3年 01:05:33
青山学院大学60位 生方 敦也3年 01:06:09
東洋大学 61位 田中 龍誠2年 01:06:56
東洋大学 62位 西山 和弥2年
東洋大学 63位 大澤 駿 2年
東洋大学 64位 大森 龍之介2年
ハーフのタイムは、予選会の距離が伸びたことにより、
駒澤大学が上位にいます。
上尾ハーフを走っている東海と世田谷ハーフの青山の違いがあります。

昨年は、東洋大学が往路優勝しましたが、
6区で青山学院に逆転された後、7区で勝負を決められました。
8区エース下田が更に差を付けての圧勝劇でした。

往路はとても大切ですが、
復路7区・8区が勝負どころになります。

出雲駅伝2018結果
順位 タイム No. チーム名
1 2時間11分58秒 4 青山学院大学
  2 2時間12分10秒 5 東洋大学
3 2時間13分31秒 8 東海大学
4 2時間14分16秒 11 拓殖大学
5 2時間15分02秒 12 帝京大学
6 2時間15分04秒 13 中央学院大学
7 2時間15分07秒 16 立命館大学
8 2時間15分11秒 10 城西大学
9 2時間15分31秒 7 日本体育大学
10 2時間15分34秒 6 早稲田大学
11 2時間16分01秒 21 アイビーリーグ選抜
12 2時間16分14秒 9 法政大学
13 2時間17分47秒 17 京都産業大学
14 2時間18分55秒 15 皇學館大学
15 2時間21分25秒 20 日本文理大学
16 2時間21分33秒 1 札幌学院大学
17 2時間22分08秒 18 大阪経済大学
18 2時間22分17秒 14 北信越学連選抜
19 2時間22分30秒 2 札幌国際大学
20 2時間22分34秒 19 広島経済大学
21 2時間24分28秒 3 東北学連選抜
青山・東洋・東海の3強。
その後に続く、拓殖、帝京、中央学院。
城西・早稲田・日体大・法政も弱いチームでは無い。
予選会から参加する、駒沢・山梨・順天堂も
ある程度の実力があることから、
本戦の戦い、シード権争いも、激しいと思っています。


11月4日
出雲・全日本と青山学院が優勝しました。

出雲で粘った東洋大学は、2区西山選手がブレーキ。
吉川選手が走れないなど、ベストのメンバーではありません。
東海も三上、阪口の両選手が走れず、
關、鬼塚も本調子ではないなか、2位をキープしました。

ミス無く、勝ち進んだ青学に、
他の学校が箱根で挑むことになります。

圧倒的な優位に立つ、青学に対して、
他の大学は、まずはベストメンバーが
エントリー出来ることが大事になります。

3強以外の大学、
駒澤・帝京・城西も今年は力があります。
拓殖も力があるので、上位は僅差になる可能性があります。

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